弊社は裁断屑を減らすことが自然環境への配慮でありお客様が満足する製品開発に繋がると考えています。 工場にて生地を裁断すると必ず発生する裁断屑は使用生地の15%~20% にもなり、 これまで他に使う用途もなく、産業廃棄物として石油燃料を使い二酸化炭素の排出量を増やし、焼却処分され続けていました。 この焼却処分される裁断屑に着目し、クラボウ様とパートナーシップを結び再利用する取り組みをしています。 それがL∞PLUS です。

DOORSは、ジーンズカジュアルを中心としたOEM会社として、SDGsの取り組みの一環で自然環境に配慮した素材つくりに着手してきました。その1つにバイオストレッチデニムがあります。従来、ストレッチデニムには化学繊維であるポリウレタンを1〜5%程度使用していますが、今回はそこに旭化成で開発され注目されているROICA®V550（分離型ストレッチファイバー）を採用いたしました。

弊社で取り扱うデニム生地の多くを扱うカイハラ株式会社では、環境保全を重要なミッションとし、最新設備の排水処理を完備。 また環境に優しいオゾン処理による徹底した浄化を行っております。 近年は、大気環境に配慮して機械に使用する燃料を重油ボイラーからLPガスボイラーに替えるなど、省エネルギーとCO2排出削減を目指しています。

弊社が取引メーカーの縫製をメインにお願いをしている株式会社伊予アパレルは、生産工程で必要不可欠となる工業用ミシンなどに日々の稼働で大量に使用する電力の一部をソーラーパネルを設置し会社の電力を賄っています。

弊社取引メーカーの洗い加工のほとんどをこなしていただいている豊和株式会社は、デニムの洗いの工程で出た汚水から不純物を取り除き、法律及び条令の基準よりも厳しい会社基準をクリアした後排水しています。 また、デニムを脱色する際に使用するブリーチ剤の環境配慮を考えたエコブリーチの独自開発をしたり、近年ではオゾンを使用し科学物質の削減など様々な取り組みをしています。